ニュージーランド歯科治療、体験談

ニュージーランドの医療について

まずGPに行く

GPとはGeneral practiceの事です。
NZ在住の人々は自分で選んだGPに登録をします。
登録できるのは確か、永住ビザや2年以上のワークビザを持っている人だったと思います。
GPによっても違うかもしれないので、詳しい事はGPに問い合わせてください。

どんな病気でも、まず登録しているGPに予約を入れて診てもらいます。
日本のように耳鼻科、皮膚科などと最初から専門の病院に診てもらう事はできません。
GPで診てもらってから、GPの医者が専門医に任せた方が良いと判断した場合に紹介してもらいます。



このお菓子はラズベリーソースが入ったマシュマロを
チョコレートでコーティングしてあって美味しいです。

スペシャリスト

専門医の事をスペシャリストと呼びます。
GPで手におえなかった病気は、専門医を紹介してもらいます。
専門医を紹介してもらって、予約待ちリストに入れてもらった旨が書かれている手紙が家に届きます。
いつ頃に専門医に会えるのか?は不明です。専門医の都合で勝手に予約がされます。
日時の指定などは出来ると思いますが、指定された予約日を逃すと更に待つ事になるでしょう。

上記はPublic(公共)の病院を選んだ場合です。
専門医はPublicとPrivate(民間)の2種類があります。

PublicとPrivate

専門医はPublicとPrivateがあります。
Publicを選ぶと治療費が無料ですが、治療を受けるまで長い間、待たなくてはなりません。
Privateを選んだ場合、治療費は高いけど、Publicよりも待たなくても診てもらえます。
更に加入している保険によって、待つ順番を早める事もできます。
命に関わるような病気の場合はPublicを選ぶより、Privateを選んだ方がいいでしょう。

気になる料金は?

GPの料金ですが、登録しているGP、登録している人の年齢によって料金が違います。
以下は料金の目安の表になります。

        

子供は13歳まで無料で診てもらえます。
CSCというのはコミュニティ・サービス・カードの事です。
CSCは所得の少ない家庭が申請すると受けられます。
このカードを持っているとGPの費用以外にも
交通機関の運賃が安くなる
部分的または無償処方箋
時間外の医療従事者の訪問料金
16歳未満の子供用メガネ
緊急歯科治療
公共病院での治療の為の旅費
などの補助が出るそうです。
詳しくはCSCをクリックしてみてください。

その他にはACC(The Accident Compensation Corporation)という制度もあります。
ACCはニュージーランドに滞在している全ての人を保証の対象にしています。
仕事中の怪我、交通事故、スポーツの怪我などを負ったときに治療費や生活の補助などをしてくれる制度です。
全ての費用を保証してくれる制度ではありません。

私が分かる範囲でニュージーランドの医療についてサラッとお話しました。

ニュージーランドで生活していると、日本の方が医療についてはいいなぁと思います。

ニュージーランドでは風邪を引いただけでは病院に行くことはありません。
GPに行っても薬を出してもらえず『チキンスープを飲んで寝てれば治る』と言われるだけです。
私の経験した実話です。
酷い咳で苦しくて病院に行ったのに。。。

今度、私が経験した病院話でもしましょう。


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