- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
子供の親友
子供が学校で遊んでいる仲の良い友達と土曜日に遊ぶ事になった。
その友達は一番仲の良い『親友』という。
友達のお父さんが迎えにきてくれて、その子の家で遊ぶ約束になっていた。
そして後で私たちが迎えに行く事になっていた。
いつかの空。
大きい月が輝いていた。
インド人の親友
子供の親友は、皮肉にも私が最近嫌っているインド人だった。
私は『迎えにいかない』と言っていたが、外出した都合で
私も一緒に迎えに行く事になってしまった。
『さっと迎えに行って帰るだけだから』って軽い気持ちだった。
しかし、違っていた。
友人宅にて
ドアをノックすると友達の父親が出てきた。
そして『どうぞ上がってください』と家の中へ通されてしまった。
そして友達の母親がジュースを用意してくれた。
『思っていたサッと帰るができる状況じゃないなぁ』って
内心思ってガッカリした。
家族同士の話
知り合ったばかりの家族たちがする他愛の無い話を始めた。
ここに住んでどのくらい?
どんな仕事しているの?
ここの暮らしは好き?
家族はニュージーランドにいるの?
などなど。
そして仕事の話で嫌な名前を耳にした。
私の大嫌いな奴の名前。
奥さんは彼女と知り合いらしい。
名前が出た瞬間、私は固まってしまっていただろう。
『彼女の事、知ってる??』って聞かれた時に何て答えたか忘れたくらい。
多分、知っているかも?くらいな感じで答えたと思う。
彼女は仕事を探していて、私の会社にもアプライした事があるような事を言った。
でも返事がなく、どうしたら良いのか?と聞いてきた。
私は適当に返事をして事なきを得た。
今日会ったばかりで、しかも嫌いな奴の知り合いのインド人。
彼女が子供の親友の母親でも、知らない人だし、一緒に働いた事が無い。
なので彼女の仕事探しの助けになろうとは思わなかった。
結局、1時間くらいその場から去る事が出来なかった。
とても嫌な時間だった。
その人達はいい人だと思うけど、嫌いな奴の知り合いって事で良い気持ちがしなかった。
帰りたい気持ちがいっぱいだった。
その家を出て、夫に『嫌いな奴が知り合いだった』と言うと
『何て偶然なんだ?!嫌な事を引き寄せるのが得意だね笑』
と言われた。
本当に、私はこの偶然な出来事を憎んだ。
コメント
コメントを投稿
匿名ではなく、ニックネームで投稿していただけると嬉しいです。