やっぱり異動希望!

ワイタンギデーを目の前にして、震えがくるような失言やめてっ! ニュージーランドの事をもっと学ぼう!

 


以前から、失言を連発する日本人たちに疲れています。


他の国の出身の方々と一緒の時、彼らの失言を目の前にして、

自分の失言ではないのに、同じ日本人として、


『うわぁ、穴があったら入りたい!』


って思いで、とても恥ずかしくなります。


彼らの言葉は日本人の私の言葉でもあると思うのです。

海外で生活していると『日本人代表』って感覚があります。


これは許せない!って思った、彼らの失言の第1位は


『マオリ語は必要のない言語だよね』 です。


これは、本当に言っちゃいけないこと!


マオリ語はニュージーランドにとって必要な言語です!


これを機会にニュージーランドの事を勉強しましょう。


2月6日は、ワイタンギデーです。

ワイタンギデーとは何かというと、、、


ニュージーランドの建国記念日です。


1840年に2月6日にワイタンギ条約の最初の署名が行われた日です。


ワイタンギ条約

マオリ語でTe Tiriti o Waitangi といいます。

英国からやって来たヨーロッパ人たちと先住民のマオリ族との間で

紛争が多発している事で、主権と土地の所有権など明確にする為に

この条約が制定されました。


・マオリ族はニュージーランドの主権を英国へ譲る

・マオリ族の土地の所有権は保証される

・マオリ族は英国民として権利を認められる

・1987年に英語だけだった公用語にマオリ語も加えられた


この条約によって、マオリ族は英国人と同等の権利を認められ、

平等の教育も受けられるようになりました。


詳しく知りたい方は Te Tiriti o Waitangi を見て下さい。

当時の事が鮮明に分かるような映像で、理解し易いと思います。



マオリ語を勉強したい!

と最近、思うようになりました。



辞書も手に入れました。

ニュースなどを読んだり、学校の連絡などにも必ずマオリ語が入っています。

たとえば、Tamariki(子供)Whanau(家族) iwi(部族)などは良く見ます。


ニュージーランドに暮らしている人々にとってマオリ語は、

日常生活に欠かせない言語なのです。


小さい頃から誰もが自然にマオリ語を学べる機会を与えられています。

街には、マオリ語で表記された街の名前の看板があります。

デイケアでは、数の数え方、色の名前などは、歌を歌う事によって学びます。

マオリ語週間という『マオリ語を積極的に使いましょう』という週もあります。


ニュージーランドに住んでいる時は、マオリ語をいらない言語なんて言わないで。

自分が住んでいる国の事をもっと知ると、もっと好きになるかも!






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