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12月といえば、日本は『師走』『大掃除』『帰省』
ニュージーランドでは『クリスマス』『家族と過ごす』
『ボクシングデー』『ホリデー』です。
ニュージーランドでは、『師走』のような忙しイメージはありません。
忙しいのは、クリスマス前とボクシングデーくらいで、あとはゆったりしています。
クリスマス、年始はお店も閉まってしまうので、街もゴーストタウン化します。
クリスマス前はプレゼントを購入する人々で、ショッピングモールなどのお店が
沢山の人々で混雑しています。
ボクシングデーも同じく、買い物する人々でショッピンモールは混んでいます。
ボクシングデーとは、、、『みんなでボクシングして対決する日?』なんて
思ってしまいますが、そのボクシングとは全く関係ありません。
ボクシングデーは、昔、教会が貧しい人々の為に寄付を募り、
箱に入れられたプレゼントを贈る日だった事から『ボクシングデー』と
呼ばれるようになったそうです。
ボクシングはボックスから来ている言葉なのです。
今では、ボクシングデー=バーゲンセールの日となっていて、
セールで安くなった品物を買いに、人々はお店に集まります。
早い人は、クリスマス前からホリデーを取って、キャンプなど何処かへ出かけたり、
地方に住む家族の元に帰省をしたりします。
例えば、今年の場合、早い人は仕事納めが12月17日(金曜日)で、
ちょうどその日は、学校も終業します。
次の日から、帰省先や家族でキャンプ、旅行などに出掛ける人々の移動が
始まります。そしてクリスマス、年末年始を過ごして年始の仕事始めに合わせて
戻って来る感じです。
基本的に『大掃除』のイメージはありません。
でも今年は約3ヶ月ほどのロックダウンがあったので、家の掃除をしている人が
結構いるようです。
コミュニティーのページなどで『無料でお譲りします』という書き込みを
何度も観ました。『これは、売れるんじゃないの?』って思うような物まで
無料で出している人が結構います。
『○○ストリートの外に置いたので、早い者勝ちで、どうぞ』というような
メッセージや『欲しい人は、私に直接メッセージして下さい』という
メッセージを付けて写真と一緒に投稿していました。
私も先週からボチボチと片づけを始めました。
あの壊れた洗濯機もTrade meで『壊れ物』『部品用』で売る事が出来ました。
洗濯機がなくなって、バスルームがスッキリしました。
ニュージーランドでは、お正月に食べる『おせち料理』のようなものはありません。
クリスマスに食べる物はあります。
・パブロバ(Pavlova)という焼き菓子
しっかり泡立てられたメレンゲを焼いて、その上に生クリームやフルーツを
トッピングしたものです。
作る人によって生クリームの量やフルーツの種類が異なるので、様々な種類の
パブロバを楽しむことができます。
・ミンスパイ
ミンスと言ってもひき肉のパイではありません。
ドライフルーツやナッツなどの甘い物が中に入っている、手のひらサイズの
スイートパイです。パイのトップには☆の形のパイ生地がのせられています。
・ブロックハム
この時期になると、大きい固まりのハムが、真空パックで売られています。
そのハムにナイフで切り込みを入れて、ソースを塗ってオーブンで焼きます。
焼き終わったら、スライスされたオレンジなどを飾り付けます。
これらが伝統的なニュージーランドのクリスマス料理です。
おせち料理に飽きた日本の皆さん、そしてニュージーランド在住の皆さん、
ニュージーランド人の年末年始の過ごし方を真似してみるのは、どうですか?
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