やっぱり異動希望!

ニュージーランドを代表するバンド、SIX60のコンサートの演出でマオリ文化を学ぼう!

 

ニュージーランドの有名なバンドは?


ニュージーランド、ダニーデン出身のバンド、Six60の2020年に行われた


コンサートがテレビで放送されました。

子供達も学校やデイケアで、彼らの音楽を使っていたみたいで、

『コンサートを一緒に観る!』と張り切って起きて一緒に観ました。


Eden Parkで初のコンサート!


普段はラグビーなどのスポーツのみで使用されている Eden Parkで、

初めて彼らがコンサートを行ったそうです。

Eden Parkはラグビーの試合などで使われるスタジアムで、普段は芝生が

悪くなってしまうので、フィールドに人を入れるようなコンサートなどの

他イベントには使用される事はありません。

芝生以外の所なら、日本のイベンドのジャパンデーで仕様はされた事があります。



オープニングの演出が、とてもニュージーランドらしくて印象的でした。

メインステージから離れた所に、メンバー全員が集まって立っていて、

メインステージをマオリのマラエに見立てて、マオリの歓迎セレモニーの

『Powhiri』を行い、その後メンバーがメインステージに立つという演出でした。


私は今年に入ってから学校に通っていた時に『Powhiri』について勉強をしたので

この演出が理解出来たので、夫や子供たちに説明をしながら観ていました。


『Powhiri』とは、マオリ族の歓迎の儀式です。

マラエ(マオリ族にとって神聖な場所)へゲストを迎え入れる時に行います。

始めに3人の戦士たちがゲストを威嚇する所から始まります。

ゲストが戦いをする為に来たのかどうかを威嚇しながら見極めます。

そして、チーフが地面に葉や木の彫刻を置き、ゲストがそれを受け取ると

歓迎の儀式に移ります。女性がカランガ(呼びかけ)を始めます。

例えば、『ハエレマエ~』という呼びかけの事です。

そしてゲスト側にも、女性がいて呼びかけに答えます。

その後、歓迎の歌や踊りを披露します。

マラエに入り、ホストたちはゲストたちにカイ(食料)を提供して

スピーチを交換して、同じ空間を楽しみます。

最後にスピーチしたゲストがコハ(お金などの贈り物)を地面に置きます。

これが『Powhiri』の一連の流れです。


チャールズ皇太子がニュージーランドに来た時にも『Powhiri』が行われました。

興味がある方は、Youtubeで『Powhiri』で検索すると色々な『Powhiri』を見る

事が出来ます。


Six60のCDを1枚も持っていないのに、殆どの曲を知っていました。

これって凄くないですか?しかも歌えるくらい知っているなんて。

普段からラジオやテレビで良くかかっていて、何気なく聴いているんですね。

ニュージーランドを代表するミュージシャンと言えますね。

彼らの曲は1曲、1曲が違っていて、飽きる事がありません。

英語とマオリ語で歌詞が書かれていたりするので、

本当にニュージーランドらしい感じです。


ファンではなかったけど、コンサート映像を観てからは、

気になる存在になりました。

今は、ブログを書く時などのBGMにしています。

今まで、ニュージーランドのミュージシャンは沢山いたけど、

こんなにヒット曲が多いミュージシャンは、彼らだけじゃないかと思います。


最近は、コンサートなどイベントが相次いで中止になっています。

早くコンサートが出来るようになるといいなぁって思います。

子供達と一緒にコンサートに行ってみたいなぁ~。



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